2015年8月27日木曜日

苦言:Karasia 札幌公演中止について、なぜ横浜のShow Championの仕事を入れたのか?

この文は不満と怒りに満ちています。読んで楽しい気分になるものではありません。
私の個人的な意見です。ファンを代表するようなものではありません。


Karasia 札幌公演中止について私の個人的な苦言を呈する第2編です。
第1編では中止の理由を説明しようともしない Karasia 運営事務局の態度に焦点を当てました。

苦言:Karasia 札幌公演中止について、Karasia運営事務局に問い合わせしてみた
Link: http://kara-miracle5.blogspot.jp/2015/08/karasia-kamilia.html




なぜ横浜でのShow Championの仕事を入れたのか?

先日、日本で開催される Show Champion Special の MC にハラさんとヨンジさんが決まったというニュースを聞いた。

MC に抜擢されたということ自体はとても喜ばしいことである。

しかし、その日程を知って驚いた。
横浜でのShow Champion Specialの開催日は 9/13、中止になった Karasia札幌公演の予定日は 9/15 と 9/16 である。

札幌公演が無くなって空いた日程に Show Champion の仕事を入れたのか? Show Champion の仕事のために札幌公演を中止にしたのか?
札幌公演中止の理由の具体的な説明が無い以上、後者と思われても仕方がないだろう。
先に予定されていた札幌公演をキャンセルして横浜の仕事を選ぶ。
これは札幌のファンに対する侮辱とは言えないか?


※それとは別の問題として、前日の 9/12 は Karasia岡山公演がある。岡山と横浜は新幹線で 3時間の距離。
 前日の夜に Karasia の公演を行って、3時間の移動の後にコンサートと違って慣れない MC の仕事。
 とてもハードなスケジュールだと思う。
 ハラさん、ヨンジさん、頑張って〜!




KARAに罪はない

何度も繰り返すが、KARA は悪くない。
KARAが営業活動をして仕事を取ってくるわけでもなく、スケジュールを決めるわけでもない。
KARAに責任がないことはこれを読んでいるだれもが知っている。

だが、幼い子供のファンにそれがわかるだろうか?
「どうしてKARAは横浜には行くのに、札幌には来てくれないの?」 そう言って泣いている札幌の子供のファンは居ないだろうか?
たとえ大人であったとしても、札幌のファンの心中は複雑なのではないか?

「KARA が札幌に行ってサイン会とかファンミーティングを開いてファンを慰めるべき」だとか、「Karasiaの初日に札幌公演中止についてKARAに謝ってほしい」という意見がある。
私はこれには反対だ。絶対にそんなことをさせるべきではないと思う。

札幌のファンは可哀想だと思う。本当に言葉も無い。
しかし、これはKARAの責任ではないのだ。それに対してなぜKARAが謝罪しなければならないのか? KARAが謝罪するのは筋が違うのだ。

もし理由があるとしたら「ファンのため」という大義名分だ。
しかし、札幌のファンには申し訳ないが、「KARAに謝ってほしい」という考えは持たないでいただきたい。
「ファンのためだ」と言われたら、KARAは決して断ることができないだろう。

それに、KARA を表に出すことによってファンがこの問題を許すのだとしたら、本当に責任のある者は何の責任も負わないことになる。
「KARAを表に出して謝らせておけば、馬鹿なファンはおとなしくなる。ちょろいぜ。」そう考えて笑っているに違いない。




人気が落ちこそすれ、上がることにはならない

具体的な理由も無く公演がキャンセルされれば、一般の人の認識はどうなるだろうか?
たとえ企画会社か所属事務所のせいであったとしても、一般の認識は単純に「KARAのコンサート」であり、「KARAのコンサートがチケット申込みの後にキャンセルになった」である。
少なくともKARAの印象が良くなることは無いだろう。KARAの名に傷が付くことになる、それを防止するのがマネジメントの仕事の一つではないのか?


私が知っている KARA に関係する中止の件はこれだけある。

K-POP IN 豊岡・神鍋高原
 - 2012/6/30開催予定、中止の発表は 6/21
 - 企画会社が倒産、チケット発売後にイベント中止。会社倒産のため、企画会社から直接購入した人のチケット代は返金されなかったとのこと。
 - 中止のニュースのタイトルと写真には、代表的な出演者であった KARA が使われた。
   Link: http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120622/ent12062214570020-n1.htm

2012 KOREAN MUSIC WAVE
 - 2012/9/15開催予定、中止の発表は 9/9
 - 主催会社の資金不足。
 - タイトルに KARA の名前はなくても KARA の写真が使われた。
   Link: http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1951389

K-POP NON-STOP LIVE 2012 in SAPPOROでのハイタッチイベントのキャンセル
 - 2012/8/1 開催、コンサート自体は開催された。
 - ファン感謝イベントとして、チケット購入者は抽選で KARA や Rainbow とハイタッチができるという宣伝だった。
 - 当日、その抽選にファンが並んでいる場でキャンセルの告知がされた。理由はリハーサル、進行スケジュールのため。
 - ハイタッチイベントは KARA と Rainbow だけではなく、4Minute、MBLAQ、BTOB も企画されていたが、キャンセルになったのは KARA と Rainbow だけだった。

そして、今回のKARASIA札幌公演中止。

KARAの名前や写真が使われたこれらのニュースを見た一般の人の印象には何が残るだろうか?
コンサートに行く予定で旅行のチケットや宿泊施設の手配までしていた人はどんな気持ちだっただろうか?
KARAとハイタッチができることを楽しみにしていた人は、並んでいたその列でどんな気持ちになったのだろうか?
札幌に来てくれるのならと、遠い他の会場の Karasiaには申し込まなかった札幌のファンの気持ちはどんなだろうか?

敢えて断言するが、KARAの名の付く公演が中止、しかも明確な理由も無く中止になれば、KARAに対する印象は悪くなる。
しかも、今回は具体的な理由なくキャンセルとなったその公演の予定日の近くに別の仕事を入れてきた。
こんなことをしていて人気を保っていられるだろうか?
KARA が日本で今でも高い人気を得ているのは、KARAそのものの魅力がずば抜けて素晴らしいからだ。
それに頼ってマネジメントが雑な仕事になってはいないか?




KARAにはずっと活躍してほしい。

私は KARA にずっと活躍していて欲しい。
できれば日本でも継続的に活動してほしい。 年に一回でも構わないから、ずっと日本に来てほしい。

でも、もし日本に見切りをつけるというのなら、それが KARA の将来のためになるのであれば、私はそれを支持しよう。
とても寂しいことだけれど、それでKARAが長く活動できるのなら笑顔で応援しよう。
だが、だからといって私と同じように考えるファンが侮辱的な扱いを受けてよいということではない。




KARAが誠心誠意努めるKarasia

ここまで書いてきたこと、Karasia運営事務局等の対応など、運営 = 悪の構図のように見えるかもしれない。
しかし、企画会社、事務所、マネージャー、スタッフの皆さんがどれほど真摯に仕事をされているのか、残念ながら実際には私は知らないのだ。
Karasia運営事務局のようなひどい対応だけを見て KARA に関係する仕事をしている全員を判断するつもりは無い。

KARAを愛し、KARAのために日夜頑張っていらっしゃるスタッフの方々も多いことだろう。
一生懸命真剣に仕事をされている方々もきっと大勢いらっしゃるはずだ。
いや、ほとんどの方が真面目に真剣に仕事をされているだろう。
その中で、仕事である以上損得勘定は必要になるだろうし、会社や事務所の力関係など、いろいろな事情もあるだろう。
時には意に沿わないことをしなければならないこともあるかもしれない。


しかし! Karasiaである。
KARAが誠心誠意、心を込めて行うコンサート、多くのKamiliaにとって最大のお祭り、心待ちにしている夢の時間、Karasiaなのだ。
この Karasia にだけは傷をつけて欲しくない。

何度でも繰り返し言うが、公演の中止や企画のキャンセルについて KARA 自身に責任は無い。
KARAがどれほど真摯にファンと向き合っているか、我々は十分に知っている。
だが、残念ながら一般の人はそれを知らないだろう。
何かあれば「KARAって…」ということになりかねないのだ。そのような状況の中から新たなファンが生まれることはない。

アーティストにとってファンの存在はとても大切なものだが、一般の認識や人気もとても大切なものだと思う。
KARAの名に傷をつけて欲しくない。

一人の KARA ファンとして、関係各位には今後とも誠実な仕事をしていただきたいと切に願うものである。



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